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港都KOBE芸術祭|神戸開港150年記念、神戸、芸術、アートの祭典

ART WORKS / ARTISTS作品・出展作家

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『日輪の翼』2016年8月6日新宮港緑地 撮影:表恒匡

花鳥虹によるプレゼンテーション
eam from a lighthouse
我が舞台トレーラーは、2014年の夏に、台湾の虎尾という地方都市にある小さな工場で産み落とされ、盛大な爆竹音とともに高雄港から船に乗り、横浜港に到着、通関を経て日本に初上陸しました。「移動舞台車」というのはトレーラーの荷台が舞台になっているステージカーで、700〜800台が、台湾中を駆け巡っています。歌謡ショーとカラオケ、寺の祭り、選挙運動などに出動する「貸し舞台」は、両ウィングが上がるだけでなく、油圧の力で屋根が持ち上がるスタイルで、内装には、けばけばしい絵柄と電飾が光り輝きます。このトレーラーを使って、昨年は4ヶ所、今年も京都にて野外演劇を公演しますが、いずれの場所も、波止場や川辺といった水際でした。舞台トレーラー「花鳥虹」は、祝祭を行うために作られた移動する舞台装置であり、世界のアジール、どこでもない場所を探してさまよっていくのです。私は神戸の港、兵庫の大輪田の泊を見ながら育ちましたが、この街で、灯台のごとく光るトレーラー、そして海上に輝く船舶が、陸と海で呼びあうような、美しきスペクタクルをいつか創作してみたいと思います。今回は、神戸港の150年を祝い、世界のハブ港となる神戸から発信できる作品を、未来に向けてプレゼンテーションいたします。

展示期間:10月6日(金)~10月14日(土)のみ。
10月15日(日)にパフォーマンス実施。>>詳細はこちらから
作品展示場所
11

メリケンパーク

>>アクセス

やなぎ みわ
1991年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。1990年代後半より写真作品を中心に発表を始める。2004年の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館での個展「少女地獄極楽老女」ほか国内外で多数の展覧会を開催。2009年には第53回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表となる。
2010年より演劇公演を手がけており、2011年から2012年にかけて大正期の日本を舞台に新興芸術運動の揺籃を描いた「1924」三部作を、2013年には「ゼロ・アワー 東京ローズ最後のテープ」を美術館や劇場で上演した。さらに荷台の背がもちあがり光り輝く舞台が出現する台湾製の移動舞台車(ステージトレーラー)を製造し日本に初輸入。2016年には、その舞台車で中上健次原作の「日輪の翼」を各地で上演。